梅雨明けが宣言されたはずなのに、連日の雨。一時の晴れ間の早朝、熊野山頂を目指して行きました。透き通る様な素晴らしい好天に恵まれました。遠くに聳える飯豊連峰・朝日連峰・月山・葉山・鳥海山、蔵王から見える外輪山の全てを見る事ができました。そしてちょっぴり早いコマクサの花が咲き誇り始めていました。
熊野岳稜線は多くの登山者で賑わっていました。家族連れの子供達が元気よく凧上げをして楽しんでいて、家族達は百名山の完登を目標にしていると意気込んでいました。登る途中には、オタマキ・オノエラン・コメバツガザクラ、秋に咲く花シラネニンジン・タカネコウボウ等が開花の準備を始めていました。
※上記写真:中央奥の山並み(地蔵山・瀧山・三宝荒神山・鳥海山(遠方高く聳える))
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ナナカマドは標高差の広い範囲内に分布しています。平野部では6月中旬頃から、お釜付近(約1,700m)では7月中旬頃から咲き始めます。寒さの厳しい高い山ほど赤が美しく、初冬季の雪の白と赤い実のコントラストが鮮やかです。
7回釜戸に入れても燃え尽きなかった、という名の由来があります。
家族で晴れた空に向かって凧上げを楽しむ様子が見られました。
粘々の液体で虫をつかまえ、それを栄養にして生育して咲いています。水面に映る白い花が美しいです。