12月10日(土)蔵王温泉スキー場開きが行われ、オープンしました。前日からの降雪に恵まれ、安全祈願祭が行われました。「蔵王温泉スキー場開きを宣言します」との大きな声での発声と共に、大天狗を先頭に地元小学生・パトロール隊員・スキーインストラクターが一斉に滑り始めました。ゲレンデ状況は中央高原ゲレンデのみの営業でしたが、現在は降雪と共にそれぞれのゲレンデやコースで滑走可能となりました。
写真は山頂付近の雪景色です。ブナの木他広葉落葉樹林帯は霧氷、アオモリトドマツの針葉樹林帯では樹氷も出来始めています。
FIS女子スキージャンプワールドカップ2023蔵王大会では、高梨沙羅選手の出場が予定されています。
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降雪に恵まれ、予定通りにスキー場開きが行われました。近年は暖冬の影響で雪の無い祈願祭のみでした。今回は大天狗の衣装も新調され、活気に満ちた滑走が披露されました。
生まれたての樹氷、本格的な季節風を受けていない(過冷却水滴)樹氷特有の歯ブラシ状のギザキザの無い冠雪状態です。現在の形状は何に似ているかな、発想は人それぞれです。一つの樹氷を定点観察していると、長いシーズンの中でいろいろな動物や恐竜等に見えてきます。見え方の変化がとても不思議な世界でもあります。
ナナカマドは何度も話題にしていますが、紅葉時の輝きも美しく、この頃の熟れている真っ赤なナナカマドの実の耀きも美しいです。真っ白な雪・真っ赤な実・真っ青な空の色、とのコントラストが心を和ませてくれます。
ナナカマドの名前の由来は、7回釜戸に入れても燃え尽きなかったとか?
寒暖の繰り返しによって毒素が抜けてくると、渡り鳥(ウソ等)の大群が押し寄せ一瞬にして啄ばまれます。