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川田勘四郎先生の四季折々の蔵王情報
2021.07
初夏のイロハ沼

 6月18日。梅雨の晴れ間に蔵王中腹、イロハ沼・独鈷沼・坊平高原御田の神湿原を歩きました。柔らかな陽ざしを浴びた高山植物はイキイキと咲き誇っていました。高山植物には咲き年があって、今年はワタスゲとコバイケイソウが見事に咲いていました。タテヤマリンドウは水面のほとりに、ハクサンチドリはワタスゲの隙間に咲き、珍しく一緒に見ることが出来ました。

蔵王中央高原・独鈷沼(1)蔵王中央高原
独鈷沼
ハクサンチドリ(2)ハクサンチドリ コバイケイソウ(3)コバイケイソウ

(1)蔵王中央高原・独鈷沼

静かな佇まいの蔵王中央高原・独鈷沼。澄み切った水面に映る若葉の色。ナナカマドの白い花がより美しく際立っていました。ナナカマドは7回竃に入れても燃え尽きなかった事から名前がつけられたと言い伝えられています。花は白く、8月に入ると深緑の葉の中が赤く色づき、紅葉期に入ると実も葉っぱも真っ赤に染まります。落葉が始まり雪が降り始めると、ナナカマドの上に雪帽子をかぶった冬の風情もまた心和ませます。

(2)ハクサンチドリ

緑の草むらの中に咲いているとハクサンチドリの紫色は一際目に留まります。標高差も大きく高原から山の頂まで咲き誇り、登山道を歩き始めると、道の案内をする様に愛らしく道の両側に咲いています。お釜付近にも見事に咲きます。

(3)コバイケイソウ

蔵王については中央部から山の頂き迄標高差が大きく、イロハ沼湿原・御田の神湿原・地蔵山東側暗部湿原にまで、コバイケイソウが咲き誇ります。この花も今年は咲き年にあたり群生で見ることが出来ます。地蔵山東斜面の湿原では7月中下旬まで見ることができそうです。