2022スキーシーズンは多くの雪を残しながら終盤を迎えようとしています。3月中旬頃からは降雨量は少なく好天に恵まれました。コロナ禍の規制緩和によって、スキーヤー・ボーダー・観光客にも恵まれ、大勢の集客を迎えることができました。
時節柄多くの雪を残しての事ですが、早春へと衣替えをします。ここ中央高原の広大なブナ林には多くの自然の出会いがあります。木漏れ日の早朝の斜光は心地よく歩行に弾みが付きます。ブナの根元の根明けが規則正しく、早春を和ませてくれます。
4月下旬(予定)には蔵王エコーラインが開通します。カルデラ湖の雪解け模様がロマンを感じさせます。
![]() (エコーライン開通後) |
![]() (女子湯) |
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冬季間通行止めされていた蔵王エコーラインは、4月21日に開通式が予定されています。除雪作業は順調に進んでいます。多いところでは8m程の積雪になり、その雪壁に圧倒されます。
エコーラインから更に蔵王ハイライン(有料道路)を上がっていくと、お釜に直結した駐車場があります。真っ白に覆われたカルデラ湖は気温が上昇するにつれ、湖面の氷の模様がとても美しく映ります。
雪に埋もれていた蔵王大露天風呂は、4月下旬頃からのオープンの予定で準備中です。
乳白色の名湯「蔵王大露天風呂」ではザーザーと水の流れる音、そよそよ静かに流れるせせらぎの音など、大きな谷合だからこそ感じる様々な様子に感動します。
西蔵王高原市営牧場内に咲き誇るオオヤマザクラ。広大な放牧場内に咲くオオヤマザクラは4月下旬頃から咲き始めます。瀧山の北壁に残雪を残し、春一番に咲き始めます。青い空と残雪の白、鮮やかなオオヤマザクラのピンク色とのコントラストが鮮やかなものです。近年の春は気温の高い状態で推移しています。開花は4~5日位早咲きと予想されます。
また、広い牧場内の湿原ではミズバショウの花も堪能できます。