蔵王の山並みは、暖冬の影響でやや早めに芽吹き、ゆっくりと山の頂へと昇っていきます。オオヤマ桜やマンサクの花は『春爛漫』、山里の春を代表する風景で心を癒してくれます。山道を登るとダケカンバやブナ林、真っ青に晴れ上がった森の中に、木の葉を透かすように陽光が差し込んでいる。若葉の薫清々しい空気を胸いっぱいに吸い込んで、ふと足元を見るとチゴユリやツバメオモトといった可憐な花が咲いています。池塘の水溜まりの中にあるサンショウウオやモリアオカエルの産卵を見ると、春の息吹を感じさせられます。
登山者の安全に欠かせない、夏山開き(蔵王エコーライン開き)が行われます。毎年第4週の金曜日(今年は4/24)に予定されていますが、除雪が終わり次第、第3金曜日に早まる事もあります(関係者)。登山の安全は欠かせません。
残雪が少なく周りの風景が変わって見えるかもしれません。また残雪が道をふさいでいる場合もありますので、コースを間違わないようにご注意下さい。
![]() 一周1km |
![]() 数百本散策しながら鑑賞 |
![]() 残雪を背景に新緑と白い花 |