蔵王の秋。9月24日には、毎年恒例の蔵王地蔵尊秋季例大祭が行われました。地蔵山の頂を望むことが紅葉の始まりを告げる目安になりますが、今シーズンは一週間ぐらい早く、三宝荒神山から地蔵尊までおりてきていました。
しばらくぶりに秋晴れに恵まれた山並みは、まばゆい紅葉の始まりを感じました。地蔵山のカエデの鮮やかな紅葉・黄葉と、木の葉を透き通す陽射しの素晴らしいグラデーションが見られます。三宝荒神山の真赤なベニサラサドウタンや、中央高原の片貝沼、ドッコ沼の水面に映る赤や黄色に色づいたカエデの木の葉は小波にゆれ、坊平高原の大きなナナカマドは、真赤な実と色づいた木葉の色合いが旅愁をさそいます。
蔵王山の紅葉・黄葉は、頂から山の麓までおおよそ45日の間見頃を迎えます。
![]() ミヤマリンドウ |
![]() (地蔵尊秋季大祭 H29.9.24) |
![]() 蔵王温泉稚児さん達 |