3月に入ると天候も安定し、日差しも強く暖かくなってきます。蔵王の雪の輝きには「樹氷」「霧氷」の2つの見事な風景があります。3月のこれからの見どころは、落葉広葉樹林帯の見事な霧氷の風景を堪能できることです。
霧氷の形成にも2通りあると思っています。湿った強い風を受けた時の表情は、枝に太く着氷します。風もなく放射冷却によって氷着する霧氷、細い梢を包む様に付着した霧氷はキラキラと繊細な輝きを見せてくれます。
近々の蔵王温泉スキー場につきましてはコロナ禍の状況も緩和され、2月の土日祝日は大勢のスキーヤー・ボーダー、そして観光客で賑わいました。
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放射冷却によって氷着した翌朝の霧氷。上を見上げれば紺碧の空に映える霧氷の耀きは、寒ければ寒い程に白の輝きが際立ってきます。陽があたって気温が上がるとポロポロと落ち始めます。
まだまだ雪質は最高です。思い思いに描くシュプール・雪煙を蹴立てて滑る朝ならではの爽快感!
2月の土日祝日はスキーヤーもボーダーも家族連れで賑わっていました。スキーからスノーボードに切り替えた小学6年生、お兄ちゃんが先生なのかな?スキーでスピード感は慣れていたので、スノーボードは労せずして滑れるようになったそうです。