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【第13回】落花生とミネラル でんちゃん

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落花生にはたくさんのミネラルが含まれています。ミネラルは食品としてよく知られたナトリウム(塩)、熱中症対策のカリウム、骨などを作る、カルシウム、マグネシウム、不足すると貧血になる鉄など様々存在します。ミネラルは元素と呼ばれるものの一部ですが、元素と呼ばれるものはこの地球上に100種以上あります(日本で初めて発見されて、昨年命名されたニホニウムは113番目の元素です)。しかし、この元素のうち人間に栄養として必要なものはミネラルと呼ばれ、上記のような16種類なのです。この16種が不足すると身体に不調を来たしますが、摂り過ぎもまた好ましくありません。現在、多くのミネラルのサプリメントが販売されていますが、基本的には毎日食べる食品から摂取することが重要です。

落花生に含まれるミネラルを図に示しました。男女の1日の必要量は厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」を利用しました。また、落花生の中のミネラルは文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」から50gあたりの量を示しています。50gの落花生を食べると、カルシウムですと男性は1日の必要量の3.6%、女性は3.8%程度ですが、マグネシウムですと男性は24%、女性は29%を摂ることができます。銅も同様で、男性は33%、女性は37%です。つまりは、落花生を食べるときに、牛乳やチーズなどの乳製品と一緒に食べるとミネラルの摂取バランスが格段に良くなるということです。更には、落花生を小魚と一緒に食べると、カルシウムも鉄ももっとバランスが良くなります。

自分の食生活を見直して、不足するミネラルをおやつや追加食材として利用するとサプリメント要らずのバランスの良いミネラルを手に入れることが出来ます。

慶應義塾大学 医学部教授 1961年福岡県生まれ。 医学博士、 理学博士。
専門分野は薬理学、 生理学。 平成22年度文部科学大臣表彰。 食と健康についての造詣が深く、 わかりやすい解説に定評があり、 雑誌 ・ テレビ出演も多い。
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