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【第10回】トムヤムクンミニラーメン

トムヤンクンラーメン2

材料(5人前)

材料
海老 5尾
しめじ 1袋
赤玉ねぎ 1個
プチトマト 10個
三ツ葉 適量
素焼きピーナッツ 50g
生ラーメン 2人分
スープ
1000cc
牛乳 200cc
コチュジャン 大さじ2弱
ナンプラー 大さじ4
砂糖 小さじ1
鶏ガラスープの素 小さじ2
生姜おろし汁 1片
にんにくおろし汁 1片
レモン汁 大さじ1

作り方

  1. 海老の頭は残してカラを剥き背ワタを抜く。赤玉ねぎを串切り、しめじは根元を切りばらす。プチトマトの軸を取る。
  2. 水、牛乳以外のスープの材料を予め混ぜておく。
  3. フライパンに油をひいて、素焼きピーナッツを軽く揚げる。頃合いをみて皿にあけ、フライパンをきれいに洗い、油をひいて、海老を両面軽く炒め皿にひとまず置く。
  4. 鍋に水を入れ沸かす。牛乳をカップに入れ、レンジで600W1分程加熱する。
  5. 鍋にスープの素、温めた牛乳、野菜類を入れ、火が通った頃に海老、揚げピーナッツを入れる。
  6. 別の鍋に水を沸騰させ、生ラーメンを2分40秒程煮てザルに開ける。
  7. 器にラーメン、スープ、野菜、海老を盛って三ツ葉を散らして出来上がり。
自称ピーナッツ料理研究家 鈴木和雄 ※本業は、でん六常務取締役。
妻、息子2人、双子の娘持ち。妻との共生と脳の活性化を目指し、何より美味しいものが食べたいと週に1度家族に料理を提供して4年目になる。井上教授のお話を基にピーナッツを使ったメニューを調理します。

資料2

 

インフルエンザウイルス(以下は省略してインフルエンザと言います)が気になる季節になりましたね。インフルエンザは例年では11月下旬から流行し、1月下旬にピークを迎え、3月頃まで続きます。しかし、近年はこの流行を超えてインフルエンザに罹る人が増えています。これをビッグデータで解析すると国際空港近郊からインフルエンザが拡がっていることが分かっています。海外旅行中には注意が必要ですね。また、近年の研究ではインフルエンザの予防接種の有効性は約20%であることも分かっています。予防接種も重要ですが自らの抵抗力を付けることが大切なのです。

さて、このインフルエンザ抵抗性を生む料理として、今回はトムヤムクンミニラーメンを紹介させて頂きます。このミニラーメンには1人前10gの揚げピーナッツが入ります。このピーナッツの薄皮にインフルエンザを防ぐ働きがあることを長崎大学の研究者グループが発表しました(J Med Food.2018;21(8):777-784)。この研究ではピーナッツの薄皮をエタノールに漬け、エタノールに溶け込んだ成分だけを使用しました。図から分かるように、より多くのピーナッツ薄皮抽出物は、より高い抗ウイルス活性を示すことが分かりました。この効果はインフルエンザで使用する薬・タミフルよりも大きいことも分かりました(ただ、この研究は試験管の中での結果であることも注意が必要です)。更には、このピーナッツの薄皮抽出成分の有効成分がポリフェノールであることも分かりました。なお、この効果はインフルエンザのA型にもB型にも効果がありました。今回紹介されたトムヤムクンには私たちの身体を強くする(免疫力を上げる)ビタミンAとCも豊富に含まれており、これらも抗ウイルス性をもたらせてくれます。

慶應義塾大学 医学部教授 1961年福岡県生まれ。 医学博士、 理学博士。
専門分野は薬理学、 生理学。 平成22年度文部科学大臣表彰。 食と健康についての造詣が深く、 わかりやすい解説に定評があり、 雑誌 ・ テレビ出演も多い。
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