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【第11回】ピーナッツ入り鶏肉団子鍋

ピーナッツ入り鶏肉団子鍋(タイトル)

材料(5人前)

団子
鶏ひき肉 160g
鶏もも肉 140g
素焼きピーナッツ粉末 60g
ねぎ 1/2本
生姜すりおろし汁 小さじ1
にんにくすりおろし汁 小さじ1
具材
白菜 1/4個
ねぎ 1本
えのき 1袋
もやし 1袋
しいたけ 1パック
人参 1/2本
しらたき 1袋
スープ
鶏がらスープの素 大さじ3
大さじ1/2
醤油 大さじ1/2
大さじ3
具材が浸かる量

※スープは鍋の大きさに合わせて

作り方

  1. フードプロセッサーで素焼きピーナッツを粉末にする。
  2. ねぎをみじん切りに、生姜をおろして汁を絞る。にんにくをおろして汁を絞る。
  3. 鶏もも肉を小指の先の大きさに切る。
  4. ボールに団子具材を入れて粘りが出るまで混ぜ合わせ具材を丸めて団子を作っていく。
  5. 野菜を洗い、白菜をざく切り。えのきの下を切る。もやしのひげを取る。しいたけの軸を切り、かさに十字に切り込む。人参は薄く輪切り、ねぎを斜め切りにする。
  6. 鍋にスープを入れ、具材を入れて煮る。アクを取り、具材に火が通ったら完成。お好みでゆずぽんを少し入れて頂きます。
自称ピーナッツ料理研究家 鈴木和雄 ※本業は、でん六常務取締役。
妻、息子2人、双子の娘持ち。妻との共生と脳の活性化を目指し、何より美味しいものが食べたいと週に1度家族に料理を提供して4年目になる。井上教授のお話を基にピーナッツを使ったメニューを調理します。

Cookdeピーナッツ11回目1811図(修正)

師走に入りました。何かと慌ただしい季節です。一方で、忘年会などでお酒の量が増える季節でもあります。総務省の家計調査では、12月のお酒の消費量は1年で最も多く、最も少ない4月の約2倍にも上ります(2014年)。さて、お酒を飲むと気になるのが肝臓です。アルコールの過剰飲酒は肝臓病の三大原因のひとつになっています。肝臓は沈黙の臓器であり、肝機能が落ちてきてもすぐに症状にはでません。しかし、健康診断などの血液検査で肝機能項目(ALT(GPT)、AST(GOT)、γ-GTP)が悪くなって慌てるというのが通例です。こまめに気を付けたいものですね。

今回のお料理は、このアルコールによって衰える肝臓を守るために必要な栄養素がたくさん含まれています。肝臓を守るために必要な良質な鶏肉がふんだんに使われています(肝硬変まで進んでしまうとタンパク質は制限されますので注意が必要です)。また、アルコールが肝臓を傷つける過程を抑えてくれるピーナッツも豊富に含んでいます。味覚としてもこれだけのピーナッツが入ると淡白な鶏肉にオイリーさが加わり、若い人でも喜んで食べることが出来ます。

図のようにアルコールを飲むと主に活性酸素の増加と腸内で出来た細胞毒性のあるリポポリサッカライド(LPS)の肝臓への取り込み促進により肝臓が傷つきます。これに対して、抗酸化食品成分(ポリフェノールなど)や食物繊維は肝臓での活性酸素を減らし、肝臓を傷つけるリポポリサッカライドの取り込みを阻害します(例えば、World J Gastroenterol.2016;7;22(1):37-49)。そうです。これまでのエッセイをご覧頂けた方ならお気づきのように、このポリフェノールや食物繊維がたくさん含まれるのがピーナッツです。この冬、酒席に粉末ピーナッツ入り鶏肉団子鍋は如何でしょうか。

慶應義塾大学 医学部教授 1961年福岡県生まれ。 医学博士、 理学博士。
専門分野は薬理学、 生理学。 平成22年度文部科学大臣表彰。 食と健康についての造詣が深く、 わかりやすい解説に定評があり、 雑誌 ・ テレビ出演も多い。
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