材料 | |
合挽き肉 | 350g |
玉ねぎ | 1個 |
レンコン | 150g |
素焼きピーナッツ | 小袋5(約45g) |
パン粉 | 1/2カップ |
牛乳 | 大さじ3 |
卵 | 1個 |
ナツメグ | 適宜 |
塩、胡椒 | 適宜 |
ソース | |
ケチャップ | 大さじ4 |
中濃ソース | 大さじ1 |
赤ワイン | 大さじ1 |
水 | 大さじ2 |
添え物 | |
トマト | 2個 |
茹でブロッコリー | 1塊 |
今回は、今や、国民食とも言えるハンバーグです。このハンバーグには、食物繊維やビタミンEが豊富なピーナッツと低カロリーなレンコン(カロリーはご飯の半分以下)を加えて、栄養バランスが整った、ヘルシーなハンバーグに仕上がっています。これなら、ハンバーグの付け合せ野菜を食べないお子さんにも安心して作ることが出来ます。
今回も1人前9gが使用されているピーナッツですが、ピーナッツを食べると間食が減るという研究がオーストラリアで行われました。(Nutr Res.(2017)41:65-72)ピーナッツには潜在的な満腹効果があり、体重管理に役立つと報告されて来ましたが、実際の食生活がどのように変わるかの研究は大変に珍しいものです。この研究では、69名の被験者を2つの群に分け、一方の群には、ピーナッツを一日あたり男性には84g、女性には56gを12週間(約3ヶ月)食べて頂き、もう一方の群はピーナッツやナッツを一切食べないというものです。12週間を過ぎるとこの2つの群は反対になり、また12週間の試験を行いました。これらの結果を性別に分析すると、図のようにピーナッツを食べることによって男性では「塩味の間食」を食べる回数が減ることが分かりました(図の*印がついているところが、統計上差があることを示しています)。一方、女性では「甘みの間食」を食べる回数が減ることが明らかになったのです。この「塩味の間食」にはポップコーンやクラッカー、砂糖を使わないパンなどが含まれます。
なお、この研究では、ピーナッツをどのように摂ったかの調査も行われていますが、約25%がおやつとしてではなく、食事として摂ったと回答しています。我々日本人も、ピーナッツをもっと食事に取り入れていきたいものです。