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【第3回】揚げピーナッツ入りシラス炒飯

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材料(5人前)

材料
シラス 2パック
冷凍エビ 2尾
2個
ご飯 3合
ねぎ(かぶの茎、葉) 適量
素焼きピーナッツ 小袋5袋(約45g)
   
ごま油 大さじ2
醤油 大さじ1
刻みにんにく 1片
塩、胡椒 適宜
サラダ油 大さじ1

 

作り方

  1. にんにくをみじん切り、冷凍エビを解凍して粗目のみじん切りにする。
  2. 刻みにんにくをごま油で炒め、香ってきたら刻みエビを炒める。
  3. 卵を入れ、手早くかき混ぜ、温かいご飯とシラスを加えて炒める。
  4. 塩、胡椒、醤油を加え全体になじませる。
  5. フライパンの手前にスペースを作り、素焼きピーナッツを入れ、サラダ油を入れ軽く焼き色が付く位まで炒める。
  6. 炒め卵、ねぎ(かぶの茎、葉)を加え、ピーナッツも全体に混ぜ合わせ、お皿に盛り付けして出来上がり。
自称ピーナッツ料理研究家 鈴木和雄 ※本業は、でん六常務取締役。
妻、息子2人、双子の娘持ち。妻との共生と脳の活性化を目指し、何より美味しいものが食べたいと週に1度家族に料理を提供して4年目になる。井上教授のお話を基にピーナッツを使ったメニューを調理します。

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すっかり春になりました。春を迎える喜びは寒さからの解放や草花の芽吹きなどだけでなく、急に豊富になる食材もその一つだと思います。シラスは年間を通して漁がなされますが、春と秋に特に捕獲量が多くなるために、春や秋の食材と認知される場合が多いようです。シラスはカタクチイワシ、マイワシなどの稚魚で色素が薄いことから白く見えるのが特徴です。関東に住んでいるとシラスといえば静岡ですが、実際には最も漁獲高が多いのは兵庫県(18.1%1;水産庁2015年調査)、続いて愛知県(同17.7%)、静岡県(同15.3%)が続きます。今回は、このシラスを使った炒飯に、たっぷりのピーナッツを加えた季節料理です。

今月のシラス炒飯は私も作って食べてみましたが、ピーナッツを加えることで食感豊かなメイン料理となっています。また、ピーナッツを加えることで、オイリーな味わいを得ることが出来ます。従って、総カロリーを気になさっている方は使用するごま油を減らすことも可能です。

ここで、ちょっとした健康ヒント。シラスを食べる時に、スダチを一緒に食べるとシラスに含まれるカルシウムの吸収が良くなるという研究結果があります(J Nutr Sci Vitaminol (Tokyo) 2004, 50(3), 177-183)。ラットにシラスを含む餌を14日間食べさせ、同時に、蒸留水(コントロール)、20%スダチ水、及び40%スダチ水を飲ませたところ、図に示すように、スダチを一緒に食べさせた方が、カルシウムが血液中に多く吸収されることが分かりました。また、ここには示していませんが、骨が脆くなるのも抑えられることも分かっています。今月の揚げピーナッツ入りシラス炒飯にちょっとだけスダチを振り掛けて食べてみるのも良いのかもしれません。私は美味しかったです。

慶應義塾大学 医学部教授 1961年福岡県生まれ。 医学博士、 理学博士。
専門分野は薬理学、 生理学。 平成22年度文部科学大臣表彰。 食と健康についての造詣が深く、 わかりやすい解説に定評があり、 雑誌 ・ テレビ出演も多い。
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