世界的な人口増加や気候変動に伴い、貧困や飢餓、健康問題は深刻化しています。また、高齢化や女性の社会進出、ニューノーマルなどでニーズも変化しています。でん六は、豆の健康・栄養成分・機能などの研究を深め、社会課題の解決と新たな価値創出につながる商品開発を進めます。またお客さまと積極的なコミュニケーションを図り、健康・栄養を通じたエンゲージメント強化を図ります。
重要行動目標 | ||||||||||
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行動目標 | ||||||||||||||
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感染症に対する免疫力向上や高齢者のフレイル(虚弱)予防などに。
ピーナッツの栄養価・機能性を活かした栄養補助食品を生み出す!
ポリフェノールなど、ピーナッツに含まれるさまざまな成分を研究。その結果を食品以外の商品にもつなげていく。
お客さまと直接交流し、多様なご意見が集まる場を開設・運営。その場を通じて、お客さまの思いを活かした商品やサービスを生み出す。
ニューノーマルのライフスタイルを踏まえ、開封しやすく食べやすい商品やパッケージを開発。
肥満や糖尿病にとって、3大栄養素である「炭水化物」に含まれる糖質は血糖値を上昇させる要因となり、適正な摂取が必要となります。「ロカボ」とは、極端な糖質抜きではなく“おいしく楽しく適正に糖質を摂取すること”を掲げる取り組み。ダイエットにも効果があるとされ、昨今の健康ニーズの高まりを受け注目されています。
でん六では、1食あたりの糖質を計算できる商品を示すロカボマーク付き商品「ロカボナッツチョコ」「ロカボハニーナッツ」などを開発しています。
でん六では長年、地元山形県の大学などと連携し落花生の健康機能分野での魅力探究を行っています。
例えば、県立米沢栄養大学とは2016~2019年、落花生の豊富な栄養素に着目し「ピーナッツ摂取による運動機能への検討」をテーマに研究を行ったほか、落花生の継続的摂取による老化抑制や認知機能の向上についても研究を重ねており、2020年には山形大学農学部との研究成果が栄養学分野の学術雑誌に論文掲載されるなど落花生の新たな魅力を発見、発信しています。
食と健康についての造詣が深く、わかりやすい解説で雑誌・テレビなどメディア出演も多い慶應義塾大学医学部の井上浩義教授(医学博士・理学博士)にご協力いただき、2016年よりでん六のオフィシャルサイト上でピーナッツの健康情報をまとめた「知っトク!ピーナッツパワー」を連載しています。
大豆やピーナッツの誤嚥による幼児の窒息事故の予防活動を進めるため、NPOセーフキッズジャパンから日本ピーナッツ協会へ提出された意見書での要請に対し、でん六では即刻検討を行い、2021年の節分関連商品を中心にパッケージに注意書き表示を記載することを決定しました。
当社が垂範となり率先して要請に応えることで、業界全体で取り組むべき課題として対応が広がることを期待しています。