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【第8回】落花生の糖尿病に対する効果 でんちゃん

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先月掲載させて頂いた落花生の心臓や血管の保護効果の図はイランでの研究結果でした(Public Health Nutrition 13(10),1581(2009))。このイランの研究でも、また、同様のアメリカの研究(Nutrition Journal 13(10)(2014))でも、落花生を食べることで、血糖値(血液中の糖の量;通常は食事後9時間以上経過した時の空腹時血糖で判断される)とHbA1C
(ヘモグロビンエーワンシー;身体の中で、糖と赤血球の中のヘモグロビンが結びついてできたもので、検査の1
ヶ月前くらいまでの血糖状態が分かる)は変わらないことが報告されました。他にも落花生を食べることで血糖値が変わるかどうかの試験が為されていますが変化がなかったとする結果がほとんどでした。

一方で、以前にも書かせて頂きました落花生の薄皮にはレスベラトロールを始めとする幾つもの抗酸化物質が含まれています。これらについては糖尿病および高血糖の状態が続くと出てくる合併症を改善する効果が期待されることが動物での実験で報告されています(例えば、Rev Diabet Stud 10,236(2013))。私が多くの論文を読んでまとめたものを表に示します。難しい言葉が並んでおり、分かりにくいと思いますが、レスベラトロールのような抗酸化物質は全身の臓器や組織に拡がって、少しずつ臓器や組織を保護すると考えられます。その結果として糖尿病やその合併症に対する効果が期待できるのです。

少し詳しく書かせて頂くとレスベラトロールはAMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ)やSIRT1(サーチュイン遺伝子1型)に働きかけることが分かっています。これにより、身体を動かさなくても運動した状態になったり、ストレスに強くなったりするのです。

慶應義塾大学 医学部教授 1961年福岡県生まれ。 医学博士、 理学博士。
専門分野は薬理学、 生理学。 平成22年度文部科学大臣表彰。 食と健康についての造詣が深く、 わかりやすい解説に定評があり、 雑誌 ・ テレビ出演も多い。
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