1935年9月14日　満州に生まれる。
中学時代に手塚治虫氏の漫画に衝撃をうけ、漫画家を志す。
18歳で上京し、1956年貸本漫画でデビュー。漫画家の梁山泊トキワ荘に入居。
1962年『おそ松くん』『ひみつのアッコちゃん』を連載。イヤミやチビ太が大人気となり、アッコちゃんのひみつのコンパクトは、日本中の女の子の憧れに。
1967年に始まった『天才バカボン』『もーれつア太郎』で、奇想天外なキャラクターを多数登場させ、名実ともに「ギャグマンガの王様」として人気を不動のものとする。
ギャグの極北を目指した『レッツラゴン』の連載後は、活躍の場をTVにも広げ、多くの芸能人、文化人と交流を深めた。
晩年は作品のみならず、人間味あふれる対談や悩み相談などで、自身の深みのある“哲学”も話題となり、最後まで多くの人を惹き付けてやまなかった。
1997年　日本漫画家協会文部大臣賞受賞。
1998年　紫綬褒章受章。
2008年8月2日　永眠、享年72歳。